2011年9月7日、環球時報（電子版）によると、6日付AP通信は貿易拡大を求める北朝鮮が中国に接近していると伝えた。北朝鮮が市場経済改革に対する警戒を取り払いつつあるという。

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北朝鮮は羅先（ラソン）特別市・自由経済貿易地帯への中国マネーの呼び込みを強めており、中国も同市に通じる道路の整備を行っている。北朝鮮は中国の市場経済に歩み寄ることで経済の再建・成長を促そうとしており、中国は交通の便の悪い中国東北部から海路への最短ルートを確保し、投資を拡大する狙いがある。

すでに中国から羅先特別市への輸出が進められており、中国製の靴やおもちゃ、Tシャツ、DVD、スピーカーなどが自由貿易市場に送られているという。中国のある企業の責任者は「これが経済発展へのルートであり、人々が望んでいるものだろう」と話している。（翻訳・編集/岡田）