2011年9月5日、台湾の人気男性歌手チー・チン（齊秦）が負った火傷について、所属事務所が詳細をコメントした。中央社が伝えた。

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チー・チンは今月1日、北京市内の自宅で伝統療法のカッピング（吸玉）をしていたところ、アルコールに誤って引火したものが身体にまで燃え広がり、大やけどを負って病院へ急搬送された。

特に顔面への被害がひどいと伝えられるチー・チンの状態について、5日、所属事務所・虹之美夢成真経紀公司が正式コメントを発表。やけどは全身の8％にも及び、顔面・頚部および背中上部に集中しているという。また、特に顔面やけどは今回の被害の60％とかなりの深刻さ。真皮層までは届かないものの、やけどの深達性が2度に及ぶ部分もある。

事務所によると、チー・チンはすでに手足も動かせるようになり、iPadを使って楽曲制作している。台湾人タレントでは昨年10月、人気ガールズユニットS．H．EのSelinaが、ドラマ撮影中に遭遇した爆発事故で体の約半分を焼く大やけどを負ったばかり。今回、チー・チンの負傷に際して、台北のSelinaの主治医から入院先の病院へアドバイスが届いており、チー・チンも心から感謝しているという。（翻訳・編集/Mathilda）