2011年9月4日、日中韓著名記者円卓対話会に出席した中国商務部アジア課の陳洲（チェン・ジョウ）課長は、日中韓自由貿易協定(FTA)成立の条件はすでに成熟したと語った。中国新聞網が伝えた。

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産官学による日中韓FTAの研究はすでに最終段階に入った。世界のGDPの20％、アジアの70％を占める3カ国の協力は全世界に重要な影響を与えるものになる陳課長は話している。年末に韓国で開催される最後の会議において産官学の共同研究を完成させ、来年から始まる交渉の基礎を固めることになるという。

在中国韓国大使館の金庚寿経済公使は、経済協力が各関係国にとって有益との共通認識を得ることが重要だと指摘。日本の松本盛雄・瀋陽総領事は、相手国を尊重し、理解することが前提となり、その上で協力関係を築けば、地域の安定と成長に積極的な影響を及ぼすと話している。（翻訳・編集/KT）