Record China 2011年8月25日(木) 12時28分
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24日、燃料が底をつきそうになったカタール航空の飛行機が22日、空港への一刻も早い着陸を管制塔に要請したが、前方を飛行中の吉祥航空がそれを妨害したとして、ネット上で非難の的となっている。写真は吉祥航空機。
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2011年8月24日、中国広播網の報道によると、22日、燃料が底をつきそうになったカタール航空の飛行機が上海虹橋国際空港への一刻も早い着陸を管制塔に要請したが、前方を飛行中の吉祥航空がそれを妨害したとして、ネット上で非難の的となっている。
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当初、カタール航空機は上海浦東国際空港への着陸を予定していたが、天候不良のため航路を変更し、上海虹橋国際空港へ着陸することになった。着陸準備に入った段階で、燃料が残りわずかとなったため、カタール航空のパイロットは、規則に従い虹橋空港の管制塔に対し、緊急事態を報告するとともに優先着陸を要請した。それを受け管制塔は、前方を飛行中の吉祥航空機に航路を譲るよう指示を送ったが、吉祥航空のパイロットは「こちらも燃料が尽きようとしている。あと4分しか持たない」と返答し、航路を譲らなかった。
しかし着陸後の検査で、吉祥航空機には1時間飛行可能な燃料が残されていたことが分かり、ネット上で批判の声が数多く上がっている。幸いにもカタール航空機は何事もなく着陸できたものの、一歩間違えば、燃料切れと両機の異常な接近で大惨事になるところだった。
上海吉祥航空有限会社市場処の孫処長は24日、記者の質問に対し、「今回の件は、現在、民航当局が当社およびカタール航空に対し調査を行っている。調査結果が出次第、何らかの回答ができると考えている」と答えている。(翻訳・編集/AN)
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