隕石を使用したロレックス展示！ 「高級ウォッチ＆ジュエリー展」開催中―重慶市

2007年1月26日、第1回「中国重慶・国際高級ウォッチ＆ジュエリー展」が、重慶市の三峡博物館で開幕した。20以上の最高級ブランド品が展示されているが、中でもメテオライトと呼ばれる隕石（いんせき）で作られたロレックスの時計が注目を集めている。

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文字盤が隕石のその腕時計は、外装部分はプラチナで、表面に42粒のダイヤモンドが散りばめられ、約100万元（約1500万円）という値段がついている。ロレックス中国地区総裁の黄偉強（ホアンウェイチアン）氏は、「隕石は貴重な石で固い。それを使って作った腕時計なので、摩擦で弱ることは絶対ない」とコメントしている。

一方、ジュエリー会場にも大変高価なアクセサリー類が展示されている。967粒のダイヤモンドがあしらわれた、240万元（約3600万円）のネックレス「花容月貌」はひときわ輝きを放ち、その傍らにある540粒のダイヤモンドを使ったブレスレット「浪花朶朶」は、驚くことに260万元（約3900万円）という値段だ。何とBMW車が2台も買える金額に値するのである。

会場を訪れた約1000名の入場者の中には400名あまりの特別招待客が顔を見せた。この日はファッションショーも行われ、美しいドレスを着たモデル達が高級時計やジュエリーを身に付け、入場者のため息を誘っていた。

今回この展示会は、会場での販売を一切行わないという。特別招待客達でさえ、何も購入できないのだ。主催者の話によると、「購入希望者には注文販売で対応するのが今回のスタイル」とのことだった。