Record China 2011年8月17日(水) 17時23分
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16日、中国のラジオ番組「天下公司」は、「いよいよ庶民が宇宙旅行を楽しむ時代がやってきた。しかも我々中国人にそのチャンスが巡って来ている」と報じた。写真は中国の月周回衛星・嫦娥2号。
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2011年8月16日、中国のラジオチャンネル・経済の声の番組「天下公司」は、「いよいよ庶民が宇宙旅行を楽しむ時代がやってきた。しかも我々中国人にそのチャンスが巡って来ている」と報じた。中国新聞網の記事。
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米バージニア州に拠点を置く宇宙旅行企画会社スペース・アドベンチャーズの社長がこのほど中国を訪問し、人類初となる月旅行のプロモーションを行った。この月旅行にかかる費用は10億元(約120億円)。庶民には天文学的な数字だが、中国富裕層の中には、庶民がヨーロッパ旅行に行く程度の感覚で、購入できる者がいるかもしれない。
スペース・アドベンチャーズ社は、1997年に創立された民間人の宇宙旅行を専門としている会社で、これまでにロシア連邦宇宙局の協力を受け、7人の民間人を宇宙空間へ送っている。この他にも、米ニューメキシコ州を拠点とするヴァージン・ギャラクティック社、英国スターチェイサー・インダストリーズ社がそれぞれ異なる形の民間人宇宙旅行を提案し、世界中の富豪たちの注目を浴びるなど、民間人の宇宙旅行はいまや大きなビジネスへと成長しようとしている。
しかしながら今回のプロモーションに対し、証券日報・創業週刊の袁元(ユエン・ユエン)編集長は、「中国の富豪は確かに十分な財力はあるかもしれないが、儒教を重んじる彼等は財力をさらけ出すことを嫌い、冒険をよしとしないため、このチケットを購入する可能性は低いのでは」と指摘している。世界に顔や名前をさらさなくても富を消費できる“世界各国のブランド品ショッピング”とはわけが違うとした。(翻訳・編集/AN)
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