中国が独自開発した「地震警報システム」がハイチへ、初の海外輸出―中国紙

Record China    2011年8月10日(水) 7時40分

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7日、中国四川省の成都ハイテク減災研究所が開発した地震警報システムが、ハイチに輸出されることになった。写真は08年5月、国家地震総局の余震警報を受け、慌てて外に飛び出した四川省徳陽市の市民たち。

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2011年8月7日、中国四川省の成都ハイテク減災研究所が開発した地震警報システムが、ハイチに輸出されることになった。8日付で華西都市報が伝えた。

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記事によると、同研究所と販売元の成都市美幻科技有限公司が、ハイチでサービスを展開している米国のI.Trade社と売買契約を結んだ。中国の地震警報システムが海外に輸出されるのはこれが初めて。

同社によると、世界中の地震警報システムの中から中国のものを選んだ理由は、最もハイチに適していたから。日本のシステムはインターネットを通じて情報を伝達するが、中国のものは携帯電話があれば情報を受信できることが決め手となった。

成都ハイテク減災研究所は四川大地震の余震を利用してシステムの研究・開発を行った。日本など海外の技術を吸収しながら3年の月日をかけて完成させたもので、独自の知的財産権を有するという。(翻訳・編集/NN)

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