Record China 2011年8月8日(月) 13時42分
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8日、中国国内で縦横無尽に敷設が進んでいる高速鉄道。飛行機と同じく、チケット購入時に実名を登録するシステムになっているが、ある新聞社の記者らが乗客を装って行った取材の結果、この制度に問題があることがわかった。写真は中国の鉄道切符売り場(09年12月撮影)。
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2011年8月8日、中国国内で縦横無尽に敷設が進んでいる高速鉄道。先日来、悪天候による立ち往生や脱線事故など“不測の事態”が多く発生しているが、ある新聞社の記者らが乗客を装って行った取材の結果、チケット購入制度にも問題があることがわかった。四川新聞網の報道。
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飛行機と同じく、チケット購入時に実名を登録するシステムになっている中国の高速鉄道。多発するダフ屋を防ぐために、切符購入時や乗車時に身分証を提示し、切符に氏名を印刷された本人のみが乗車できる仕組みになっているはずなのだが…?
ある新聞社の記者が他人の身分証を用いたところ、チケットの購入から乗車時の改札、乗車中の車内、また下車時の改札いずれも問題なくパスしてしまった。改札では身分証の提示すら求められなかったという。
記者はさらに、チケットを紛失したと装って駅員に接触。「実名を登録したからには購入履歴が残っているはず。紛失した切符は再発行できるはずだ」と主張したが、どうやら駅員個人個人が乗客名簿を閲覧するシステムが稼働しておらず、確認作業は不能とのこと。結局、チケットを再購入することでようやく改札を通過することができたという。(翻訳・編集/愛玉)
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