過去11年で最も少ない降水量、一部で深刻な干ばつ―中国

Record China    2011年8月2日(火) 12時8分

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1日、一部地域で少雨高温の天候が続いており、干ばつが深刻になりつつある。写真は干ばつ被害が深刻な湖南省桂陽県。

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2011年8月1日、中国気象局によると、7月から中国の平均降水量が過去11年で最も少なくなっており、大規模な干ばつはまだ発生していないものの、一部地域で少雨高温の天候が続き、干ばつが深刻になりつつある。中国新聞社が伝えた。

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気象局の観測によれば、7月以降の中国の平均降水量は105.8mmで、平年と比べ8.7%少なく、過去11年で最も少ない。新疆ウイグル自治区北部や内モンゴル自治区東部、チベット自治区、中国北西部の東部などでは降水量が平年と比べて3割増から倍以上となっている一方、その他の地域では平年と同水準かそれ以下の降水量となっている。

特に中国北西部の中西部や内モンゴル自治区中西部、湖南省、広西チワン族自治区、貴州省、雲南省、重慶市など中国西南部を中心に降水量が平年と比べて3〜8割減少し、局地的にはそれ以上の状況となっている。中でも貴州省と湖南省は観測が始まった1951年以来最も降水量が少なくなっている。

気象局は今後も干ばつが拡大すれば河川が干上がったり農作物や飲料水への影響が深刻になる可能性もあると指摘している。(翻訳・編集/岡田)

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