Record China 2011年7月21日(木) 7時15分
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20日までに中国消費者協会が発表した2011年1〜6月のクレーム統計によれば、自動車に関するクレームは前年同期比32.4%増の8235件で、過去最高を記録した。
2011年7月20日までに中国消費者協会が発表した2011年1〜6月のクレーム統計によれば、自動車に関するクレームは前年同期比32.4%増の8235件で、過去最高を記録した。中国の各メディアが伝えた。
特に増えているのが、高級海外ブランド車の価格吊り上げに関するクレームで、販売店が在庫不足を理由に車両価格のほかに数万元から数十万元の手数料を請求したり、自動車保険の強制加入を求める事例が増えており、ほとんどの場合、手数料分の領収書を出さないのだという。
同協会には、ポルシェのSUV「カイエン」を購入する予定だが、車両価格89.3万元(約1100万円)のほかに、即納には35万元(約430万円)の手数料がかかると説明されたという相談や、ランドローバーのSUVを買ったが車両価格172.8万元に20万元の手数料を支払ったという苦情が寄せられている。手数料の支払いを拒否することもできるが納車が先延ばしされるため、求められるままに支払う人が多いという。
同協会の法律顧問を務める邱宝昌氏は、「明らかな違法行為だ」と述べ、定価として表示した価格以外に不当に追加料金を取るのは一種の詐欺行為だと断言する。中国自動車流通協会の専門家委員も「自動車メーカーは在庫不足にならないよう計画的に生産しているはずだ」と説明。販売店が儲けるためにうそをついていると指摘し、早急に改善しなければならないと訴えている。(翻訳・編集/JX)
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