2011年7月18日、アクションスターのドニー・イェン（甄子丹）が、武術をくまなく語った自著「甄功夫」を出版。とびきりの肉体美を見せている。文匯報が伝えた。

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今月20日に開幕する本の大型見本市「第22回香港ブックフェア」（香港書展）で、これを出品する。08年の映画「イップ・マン 序章」から次々とヒット作を飛ばし、香港トップのカンフースターに君臨するドニーが古今東西の武術について語り、さらに少林寺などで撮影した極上の肉体美ショットを公開している。

「弟子をとって師匠にならないのか？」とこれまでたびたび質問されてきたこともあり、今回の自著出版をそれに代えた。この本から、武術の概念や心構え、カンフー各派の特徴などを伝授し、その素晴らしさを世の中に広めたいという。また、収益はすべてチャリティー活動に寄付するほか、本を中国や香港の図書館にくまなく寄贈するという。

マッチョボディを目指す世の男性たちに対しドニーからは、「筋肉は整形手術では形成できないし、お金でも買えない。思い立ってすぐ作れるものじゃないし、近道もない」と、厳しい自己修練が必要なことを強調。「筋肉は多ければいいというものではない。体型・骨格は人それぞれ違うし、その人に合った筋肉の部位がある。最重要なのは食事とトレーニングで、絶対的な忍耐力が必要だ」と、長年自らに課してきた禁欲生活も語っている。（翻訳・編集/Mathilda）