<なでしこジャパン>中国のサッカー熱にも火をつけ、落ちぶれた自国の現状を悟らせた―中国メディア

Record China    2011年7月14日(木) 16時29分

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13日(現地時間)、サッカー女子W杯ドイツ大会準決勝で日本代表が決勝進出を決めた。このニュースは中国でも報じられ、隣国・日本の快進撃に熱い視線が注がれることになった。写真は08年、北京五輪に出場したなでしこジャパン。

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2011年7月13日(現地時間)、サッカー女子W杯ドイツ大会準決勝で日本代表「なでしこジャパン」が3−1でスウェーデンを下し、決勝進出を決めた。なでしこジャパンとしては6回目のW杯出場で初のメダル確定。このニュースは中国でも報じられ、注目を集めている。中国は今大会に出場していないため、いまいち盛り上がりに欠けていたはずだったが、隣国・日本の快進撃によって俄然、熱い視線が注がれることになった。体壇縦横の報道。

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現地時間17日に行われる決勝戦は、アメリカ対日本に決定した。現在世界ランキング1位のアメリカだが、W杯決勝進出は99年大会以来、実に12年ぶりのこと。前回決勝の対戦相手は中国で、PK戦の末に優勝を勝ち取った。その中国は今回、出場すらしていない。中国人は今大会、自国チームの没落をしみじみと実感しながら日本の活躍を眺めている。

近年の中国の斜陽ぶりは誰が見ても明らか。アジア首位の座を降り、W杯参加の切符すら手に入れることができなかった。フィジカルでも戦術上でも精彩を欠いており、男子に引けを取らないほどの苛烈さを増した世界の女子サッカー界で完全に後れを取っている。そもそも、女子サッカーの人気が国内で振るわず、選手層も薄く、その待遇も芳しくない。女子サッカーが育つ下地がないのである。

今大会での日本の活躍は、中国女子サッカー界に警鐘を鳴らした。ここでわれわれは自らの落ちぶれた現状を認めることが大切だが、女子サッカー界の問題はサッカー界全体の問題なのであり、その全面的な支持がなければならないだろう。(翻訳・編集/愛玉)

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