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12日、中国に古来から伝わる民間療法の1つ、吸い玉療法(カッピング療法)でやけどをする人が増えている。資料写真。
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2011年7月12日、中国に古来から伝わる民間療法の1つ、吸い玉療法(カッピング療法)でやけどをする人が増えている。揚子晩報が伝えた。
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吸い玉療法とは、ガラスの球状のカップを機械や火を使って真空に近い状態にして皮膚に吸着させ、血行を良くする療法。血液の浄化や痛み・コリに効果があると言われる。
南京市で11日、夫に付き添われた老婦人が救急外来を受診した。医者の診断によると、全身の約20%にやけどを負っており、かなりの重症だった。老人の話では、妻が腰痛を訴えたので、自分で吸い玉療法を試したところ、誤ってアルコールを体にこぼしてしまい、それに引火してやけどを負わせてしまったとのことだった。
また、12日にも吸い玉療法でやけどを負った患者が同医院を訪れた。患者によると、足裏マッサージ店で吸い玉療法を頼んだところ、マッサージ師が体の上にアルコールをこぼし、それに引火してやけどした。当日の夜はなんともなかったが、翌朝になって痛みが出てきたため、診察を受けに来たという。
医師は「吸い玉療法は事故発生の可能性が高いため、正規の資格を持つ医院で治療を受けてほしい」と注意を促している。(翻訳・編集/HA)
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