中国人向けマルチビザ解禁、観光客誘致の起爆剤となるか―日本

Record China    2011年7月2日(土) 17時13分

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1日、外務省は中国人観光客向けに複数回の入国が可能なマルチビザの発行を開始した。中国人観光客誘致の起爆剤になると期待されている。写真は6月2日、東日本大震災後初となる上海発訪日観光ツアー。

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2011年7月1日、外務省は中国人観光客向けに複数回の入国が可能なマルチビザの発行を開始した。日本華字紙・日本新華僑報が伝えた。

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マルチビザは富裕層を対象としたもの。3年間の有効期限内ならば何度でも日本を訪問することができる。1回の滞在期間は最長90日まで。年間で最長180日まで滞在することが可能となる。

マルチビザを使った日本訪問では、最初の訪問時に沖縄に1泊以上滞在することが求められるほか、「十分な経済力がある人」との要件も課されている。具体的な所得のハードルは公表されていないが、日本メディアの報道によると年収25万元(約313万円)が目安だという。

ビザ申請を代行する旅行社によると、収入制限が厳格すぎること、さらに年収の証明が面倒な点がネックになる可能性もあるという。それでも日中政府はマルチビザが旅行交流活発化の起爆剤になると期待している。7月28日には海南航空が北京・那覇便を開設するほか、中国東方航空上海・那覇便を4便に増発する。(翻訳・編集/KT)

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