ベトナム版チャン・イーモウ監督、「中国と開戦したらカメラを持って戦う」―香港紙

Record China    2011年7月1日(金) 4時32分

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28日、「私は年を取ったので銃は持てないが、中国と戦争が始まれば、ベトナム人の不屈の精神を映像で表現する」―。ベトナムの有名映画監督、張凱興氏が中国と領有権を争っている南シナ海問題について語った。写真はベトナム。

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2011年6月28日、「私は年を取ったので銃は持てないが、中国と戦争が始まれば、ベトナム人の不屈の精神を映像で表現する」―。ベトナムの有名映画監督、張凱興氏が中国と領有権を争っている南シナ海問題について語った。香港紙アップルデイリーが伝えた。

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張氏は今年63歳。ベトナム中央テレビ局で監督としてベトナム戦争に関するドキュメンタリー映画やドラマを大量に世に送り出してきた。現在は現役を引退しているが、ベトナムでは「人民芸術家」と呼ばれる有名人。中国の著名な映画監督、チャン・イーモウ(張芸謀)氏のベトナム版とも言われている。

同氏は、「私は中国文化を尊敬しているが、スプラトリー諸島とパラセル諸島に対する立場は変わらない。あれらは我々ベトナムの国土。中国は横取りすべきでない」との姿勢を示す。さらに、頻発する反中デモについて「若かったら私も参加していた。今は年をとったので銃は持てないが、中国と戦争が起きたらカメラを構えるつもり。ベトナム人の不屈の精神を映像で表現したい」と語った。

また、ベトナムで「21世紀最高の女性」と呼ばれる女優のLa Thanh Huyenさんが今年4月に中国でチャイナドレスを着て会議に出席したことが発覚し、「売国奴」扱いを受けている問題で、本人は「チャイナドレスを着たのは中国との関係が悪化する前。それに私は各国の民族衣装が好き。韓国に行けばチマチョゴリを着るし、日本に行けば着物を着ます」と反論している。(翻訳・編集/NN)

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