温首相がスピーチ、「未来の中国は十分に民主・法治が実現した国に」―英国

Record China    2011年6月28日(火) 20時2分

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27日、中国の温家宝首相は英国王立協会でスピーチし、中国の未来像について「十分に民主と法治が実現した国になっている」と述べた。写真は27日、北京の天安門広場で7月1日の党創設記念日に合わせて設置が始まった巨大な中国共産党のシンボルマーク。

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2011年6月27日、英国を正式訪問している中国の温家宝(ウェン・ジアバオ)首相は英国王立協会でスピーチし、中国の未来像について「十分に民主と法治が実現した国になっている」と述べた。中国新聞網が伝えた。

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温首相は「中国の改革開放以来の発展・変化および未来の方向性」と題したスピーチを、約300人の聴衆を前に行った。その中で、「未来の中国は経済が発展し、人民が豊かな生活を送る国。未来の中国は十分に民主と法治が実現し、公平で正しい国。未来の中国はさらに開放・許容が進み、文化的で調和のとれた国。未来の中国は平和的な発展を堅持し続ける国」と述べた。

また、中国の特色ある社会主義の建設について、「13億人民の荘厳な選択」と表現。中国が強大で民主的かつ文化的で調和のとれた社会主義現代化国家となり、中国人民がさらに高い水準の尊厳ある幸福な生活が送れるようになるためには、改革開放路線を突き進むほか道はない、と強調した。

そして、中国が平和的発展の道を歩むのは、中国政府と人民が時代の流れと自らの利益に基づき選んだ戦略的な選択だとした上で、中国の平和的発展は世界にとって脅威ではなく、チャンスだと締めくくった。

温首相にはスピーチ開始前、同協会から中国の科学の発展に貢献したとして、チャールズ2世メダルが授与された。同首相は「これは個人の栄誉だけでなく、中国の科学技術の進歩に対する肯定。中国と英国の科学技術事業の友好・協力の象徴でもある」と喜びを表した。(翻訳・編集/NN)

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