Record China 2011年6月25日(土) 11時11分
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22日、中国の今年1−3月の離婚件数は46万5000組、離婚率は14.6%に達し、7年連続で増加した。なぜこれほど離婚が増えているのか?写真は19日、山西省太原市で盛大に行われた「離婚式」。
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2011年6月22日、中国の今年1−3月の離婚件数は46万5000組、離婚率は14.6%に達し、7年連続で増加した。なぜこれほど離婚が増えているのか?新華網が伝えた。
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離婚理由のトップは「性格の不一致」だが、実はその裏には「拝金主義」という元凶が隠れていると専門家は指摘する。人々は金儲けのため、仕事や付き合いを優先させ、その分パートナーとの時間が疎かになる。家庭を崩壊させる最大の「隠れた殺し屋」は、夫婦の会話がなくなることだというものだ。
さらに、最近の社会ではパートナー以外の異性と不倫関係を結ぶことは恥だという感覚が薄れてしまった。それどころか、愛人がいる=甲斐性があるという考えまで広がっている。ネットや娯楽施設の充実で、異性と知り合う機会も格段に広がった。昔ながらの道徳観や価値観は崩れ、結婚の重みや責任がないがしろにされるようになった。
昔は夫婦共働きで家庭を切り盛りしなければ生活が成り立たないという側面もあった。だが、今は経済が発展し、相手の収入をあてにする必要もない。子どものためにひたすら我慢するという考えもなくなった。だが、何も問題がない婚姻などあり得ない。大切なのは問題が起きたらすぐに別れを考えるのではなく、まずは夫婦で解決する努力をすることだ、と記事は呼び掛けている。(翻訳・編集/NN)
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