中国自慢の国産大型旅客機は西側技術の寄せ集め、「整合性に疑問」―米誌

Record China    2011年6月23日(木) 7時37分

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20日、パリ航空ショーに中国の国産大型旅客機「C919」の原寸大模型が登場。だが、米誌は「西側技術の寄せ集め。互いの技術が上手くかみ合うはずがない」と厳しい見方を示した。写真は昨年4月、重慶ハイテク技術交易会でお披露目された「C919」の模型。

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2011年6月20日、第49回パリ国際航空ショーがパリ郊外のルブルジェで開幕。中国初の国産大型旅客機「C919」の原寸大模型が登場し、注目を集めている。21日付で環球網が伝えた。

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「C919」の原寸大模型が世界的な航空ショーでお披露目されるのは今回が初めて。記事によると、現地メディアは「C919」がボーイングやエアバスによる独占状態が続く世界の旅客機市場に風穴をあける存在になると絶賛した。

だが、同日出版された米航空誌Aviation News Weeklyは「C919」について、「西側諸国の最先端技術を寄せ集めたようだ」と指摘。「だが、それぞれの技術が上手くかみ合うはずがない」と厳しい見方を示している。

また、「C919」は2016年に市場への本格投入が予定されているが、同誌はエアバス「A320NEO」が2015年から納入を始める予定であることから、シェア争いで「C919」は厳しい直面に立たされていると指摘した。(翻訳・編集/NN)

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