海上風力発電が急成長、国内企業から次々発売―中国

Record China    2011年6月21日(火) 19時34分

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19日、年内から2012年にかけて中国の風力発電システム製造各社から大型風力発電機が発売される予定となっている。写真は東海大橋の風力発電所。

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2011年6月19日、大公報によると、年内から2012年にかけて中国の風力発電システム製造各社から大型風力発電機が発売される予定となっている。

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風力発電設備メーカーの国電聯合動力技術公司は出力6メガワットの風力発電機を年内にラインオフするほか、来年には12メガワットの風力発電機の開発をスタートさせる。上海電気も年末から年始にかけて5メガワットの永久磁石を利用した海上風力発電機をラインオフし、2014年には量産を実現する。

また、重慶の中船重工からも5メガワットの風力発電機が来年10月にラインオフする予定となっているほか、各社から次々に開発・発売の予定が明からにされている。業界関係者は、こうした動きは中国が海上風力発電量3メガワットの時代から5メガワット、6メガワット、さらには出力10メガワットを超える大型風力発電の時代に移行しつつあることを象徴的に表しているとしている。

現在、中国の海上風力発電量は14万2500キロワットで、国内の発電総量の1%にも満たないが、上海の東海大橋での10万キロワット級プロジェクトなど、風力発電システムの導入が急速に進められており、世界的にも風力発電分野でリードしている存在となっている。計画では、中国の海上発電機の総出力は2015年には500万キロワット、2020年には3000万キロワットに達する見込みとなっている。(翻訳・編集/岡田)

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