Record China 2011年6月20日(月) 21時28分
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19日、中国の長江上流にあたる金沙江で、4カ所の大型水力発電所の建設がピッチを上げていることがわかった。写真は金沙江。
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2011年6月19日、中国の長江上流にあたる金沙江で、4カ所の大型水力発電所の建設がピッチを上げていることがわかった。中国長江三峡集団が同日、北京で発表した。中国新聞社の報道。
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建設地となっているのは渓洛渡、向家[土貝]、烏東徳、白鶴灘の4カ所で、その設備容量は合計約4300万kW、年間発電量は約1900億kWhとなる。これは三峡ダムの約2倍の規模で、電力不足の東部に西部から送電する国家プロジェクト「西電東送」の基幹ともなる重要な電源だ。中国長江三峡集団は02年、この4カ所の建設について政府の批准を得ている。
金沙江の流域面積は47.32平方キロメートルで、長江全流域の26%を占める。水量が豊かなうえに安定しており、中国全土でも水力エネルギーが最も充実した河川流である。
渓洛渡水力発電所は05年に起工し、13年には運用を開始する。設備容量は約1386万kWで、全国2位、世界で3位の規模となる予定。向家[土貝]水力発電所は06年に起工し、12年に運用開始。設備容量は約640万kWとなる。続いて烏東徳、白鶴灘の2カ所でも建設を急ぐ。昨年、中国国家発展改革委員会が2カ所の前期建設プロジェクトについて批准したばかり。(翻訳・編集/愛玉)
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