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17日、フィリピン主要紙は、中国最大の巡視船・海巡31が南シナ海に向けて出港したことをトップで伝えた。目的地はシンガポールと発表されたが、その途中で領土問題が激化する南シナ海に立ち寄り、巡視任務を実行するという。写真は海巡31。
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2011年6月17日、フィリピン主要紙は、中国最大の巡視船・海巡31が南シナ海に向けて出港したことをトップで伝えた。目的地はシンガポールと発表されたが、その途中で領土問題が激化する南シナ海に立ち寄り、巡視任務を実行するという。19日、環球時報が伝えた。
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フィリピン紙「INQUIRER」は「中国が砲艦外交を展開」というタイトルで、このニュースを伝えた。海巡31の南シナ海での活動は南シナ海をめぐる国際的な緊張をさらに加速させるものになると分析している。
フィリピンのガズミン国防相は、海巡31がもしフィリピンの領海を侵犯すれば、外交ルートを通じて正式に抗議すると表明した。また、「INQUIRER」は海巡31の派遣は中国政府の「決意」を示したものと指摘している。海巡31は最新鋭の大型巡視船。今回の一件で、巡視船及び海軍の近代化を急ピッチで進める中国への懸念がさらに高まった。(翻訳・編集/KT)
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