原発風評で日本商品ダメ→台湾商品を増やす→とたんに不人気=泣きっ面の日系コンビニ―中国紙

Record China    2011年6月8日(水) 12時29分

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台湾の可塑剤騒動の波紋は収まる気配を見せない。中国本土のセブンイレブンでは、台湾製の商品をほぼすべて売り場から撤去したという。目玉商品の台湾ブランドの不振は大きな打撃となりそうだ。写真は上海のセブンイレブン。

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台湾の可塑剤騒動の波紋は収まる気配を見せない。中国本土のセブンイレブンでは、台湾製の商品をほぼすべて売り場から撤去したという。2011年6月7日、第一財経日報が伝えた。以下はその抄訳。

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可塑剤とは、プラスチックなど樹脂類を軟化させるための工業用薬品。台湾でこれを安価な乳化剤として出荷している企業が見つかり、大変な騒ぎとなっている。中国本土では台湾からの輸入品がリコールされたほか、輸入禁止製品リストも作成されている。

消費者の間には台湾製品を避ける動きも広がっている。この問題で直撃を受けたのがコンビニエンスストアチェーンのセブンイレブン。独自輸入した台湾ブランドなどが目玉商品となっていたが、今回の騒ぎの影響で大半が売り場から撤去されたという。

同社は福島原発問題を受け、日本ブランド製品の縮小と台湾ブランド製品の拡充を決めたばかりで、大きな打撃となりそうだ。(翻訳・編集/KT)

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