首都国際空港が全面禁煙、利用客は「非人道的だ」―北京市

Record China    2011年6月2日(木) 11時7分

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5月31日、世界保健機関(WHO)が定めた世界禁煙デーに合わせ、北京の首都国際空港がターミナルビルの全面禁煙を宣言した。写真は5月29日、上海で世界禁煙デーに合わせて行われた禁煙イベント。

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2011年5月31日、世界保健機関(WHO)が定めた世界禁煙デーに合わせ、北京の首都国際空港がターミナルビルの全面禁煙を宣言した。1日付で北京日報が伝えた。

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これに伴い、空港内に設けられていた36カ所の喫煙所とVIP専用の喫煙室はすべて閉鎖された。ビル内外の至る所に禁煙マークを張りだし、禁煙を呼び掛ける映像も放映。消防署員や空港係員、清掃スタッフらも巡回し、徹底を図っている。

だが、それでも隠れて喫煙する旅客が絶えない。第3ターミナル3階トイレの清掃スタッフは「注意しても聞かない。4〜5分に1回は隠れてタバコを吸っている人を見かける。喫煙室が閉鎖される前はトイレでタバコを吸う人は少なかったのだが」と困惑気味だ。

国際線の利用者たちも「10時間以上もタバコを我慢してきたから、飛行機を降りたらすぐに吸いたいのに。吸わせないとはなんと非人道的な」と禁煙措置に反対を唱えている。(翻訳・編集/NN)

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