中国国防部報道官、「ネット藍軍」は「ハッカー部隊」ではない―中国メディア

Record China    2011年5月27日(金) 11時13分

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25日、中国国防部の耿雁生・報道官は定例記者会見で、インターネットの安全防護レベルを引き上げるための部隊「ネット藍軍」を創設したと発表した。写真は3月、第11回全国人民代表大会第4回会議に出席した人民解放軍の遅万春将軍。

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2011年5月25日、中国国防部の耿雁生(ゴン・イエンション)報道官は定例記者会見で、インターネットの安全防護レベルを引き上げるための部隊「ネット藍軍」を創設したと発表した。26日付で環球網が伝えた。

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耿報道官は26日、環球網の取材に応じ、「『ネット藍軍』はいわゆる『ハッカー部隊』ではない」と強調。あくまでも国防機関が自分たちの必要に応じて創設したネット防衛訓練機構であり、国際社会は行き過ぎた解釈をすべきでないと説明した。国防部の関係者もその必要性について、「中国のネット安全防護は弱く、中国は社会的にも軍事的にもネット攻撃の被害者になっている」とした。

中国軍事科学学会副秘書長の羅援(ルオ・ユエン)少将は「我が国の多くの公共サイトや国防サイトはいずれもハッカー被害に遭ったことがある。西側国家は「サイバー司令部」のような機関があるが、中国にはまだない」と指摘。「こうした機関は防御能力と攻撃能力を合わせ持っているが、中国の『ネット藍軍』は単に部隊の訓練時に使う名称だ」と強調した。(翻訳・編集/NN)

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