2011年5月25日、中国共産党中央弁公庁と国務院は、共産党機関や省庁幹部が使用する公用車配備についての基準を厳格化した新たなルールを発表した。各機関が保有する公用車を20人につき1台以内とし、排気量は1800cc以下、価格は18万元以下とする条件を設定。公用車配備の基準をさらに明確化させた。24日付21世紀報道が伝えた。

「20人につき1台」とする基準は当面は中央と国家機関のみに適用。地方政府については、中央・国の基準を参考に業務量の需要に合わせてそれぞれ基準を設けるよう求めている。

人数を基準に公用車の保有台数を制限することを明確化したのは初めて。2004年に制定された基準では、上位の一部政府機関について「業務の需要に応じる」とされ、人数による制限はなかった。新ルールは「過去最も厳しい公用車制度改革」とも称され、業界から注目を集めている。（翻訳・編集/JX）