有名ブランド衣料の4割が「不合格」 着用で炎症の恐れも―上海市

Record China    2007年1月19日(金) 17時37分

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上海市工商局が小売店で行ったブランド衣料の品質検査の結果、34品目中有名ブランド衣料を含む25品目が不合格となった。これらを身につけると、人体に悪い影響を及ぼす可能性があるという。

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2007年1月18日、上海市工商局が、市内で行ったブランド衣料の抜き取り検査結果を発表した。それによると、市内で販売されていたブランド衣料のうち、品質検査に合格したのはたったの57.6%だという。

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工商局は市内の大手テパートや専門店27か所で、40のメーカーによる59品目の衣料品に対して抜き取り検査を行った。その内の34品目が合格、25品目が不合格となり、合格率は57.6%にとどまった。不合格品25品目の内、24品目は外国から輸入されたものであることが分かった。

検査はホルムアルデヒドの含有量、PH値、染色堅牢度、ファイバー含有量、表示の5項目にわたり行われた。不合格品のうちにはシャネルやバーバリー、ディオール、アルマーニ、マックスマーラなどの有名ブランド品も含まれていた。販売価格はそれぞれ1000元(約1万5000円)から6万元(約90万円)。

これらの衣料品を着用すると、呼吸器炎症と皮膚炎症を誘発する可能性があると、専門家が指摘している。

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