2011年5月22日、中国の温家宝（おん・かほう）首相は東京で菅直人首相と会談した。席上、東日本大震災被災地の学生500人を中国に招待する意向を表明した。中国新聞網が伝えた。

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温首相は、今年に入ってから日中関係は全体的に見て良好な流れにあると評価。日本との高官交流促進と、日中4つの政治文書の原則と精神に基づき、信頼関係を強化、日中関係の安定的かつ順調な発展を推進し、来年の日中国交正常化40周年に向けた基盤を築きたいと意欲を示した。

また、震災復興に対しては必要な援助を継続すると表明した。安全が確保されるという前提の下での日本食品の輸入規制緩和、クリーンエネルギー・再生可能エネルギー・低炭素循環経済・ハイテク技術分野での協力強化とともに、人的交流として被災地学生500人の招待、青少年4000人の相互訪問などが協力項目としてあげられた。（翻訳・編集/KT）