数年後の中国、「資本の純輸出国になる可能性高い」=商務部局長―中国メディア

Record China    2011年5月19日(木) 16時36分

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17日、中国が数年以内に資本の純輸出国になる可能性が高いことを、中国商務部投資促進局の責任者が明らかにした。写真は中国の通貨・人民元の紙幣。

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2011年5月17日、新華網によれば、中国商務部投資促進局の劉作章(リウ・ズオジャン)局長が、中国が数年以内に資本の純輸出国になる可能性が高いことを明らかにした。

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劉局長は新華社の取材に対し、中国企業の海外投資が急速に増加している現在、世界経済が今後も好転を続ければ、3〜4年後には中国企業による年間の海外直接投資額は1000億ドルを超える見通しだと答えた。この額は現在、中国が諸外国から受けている直接投資額に相当し、中国が間もなく資本の純輸入国から純輸出国になる可能性が高いことを表している。

劉局長によれば、2010年の金融投資も含めた中国企業の海外直接投資額は590億ドルで、投資先は122か国・地域に及ぶ。とくに中南米における投資が大幅に増加しており、ラテンアメリカ・カリブ経済委員会(ECLAC)によれば、対ラテンアメリカ全体への投資額で3位につけているのが中国となっている。(翻訳・編集/岡田)

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