2011年5月11日、環球時報によると、米サンノゼマーキュリーニュースのウェブサイトは7日、中国の企業家たちが米アップルのアップストアを世界市場進出の足掛かりにしていると報じた。

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ある中国の企業家は、ほぼ英語ができず、アジア以外への海外旅行に出かけたこともない上、プログラマーですらないにもかかわらず、自身の経営する会社で作った99セントという価格のアップル製品向けアプリがわずか半年の間に50万回もダウンロードされた。「アップストアがなければ私の会社の製品が世界中で販売されることはなかった」と話している。

中国の片隅でひっそりと存在していた個人・中小企業が一夜にして世界市場を相手にするグローバル企業へと変貌を遂げる例が後を絶たない。そうした企業に大きく貢献しているのがアップルのアップストアだ。

なお、2011年4月のアップル中国の販売総額は約50億ドルで、アップル全体の販売総額に占める割合は10％前後。わずか数年前まではたった2％程度だった。（翻訳・編集/岡田）