中国製小型旅客機「新舟60」が初の墜落事故、今後の受注に影響か―インドネシア

Record China    2011年5月9日(月) 21時18分

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7日、インドネシア・メルパティ航空が所有する中国製の小型旅客機が西パプア州沖の海域で墜落した。同機には27人が搭乗していたが、生存は絶望視されている。写真は墜落したものと同型の「MA60(中国名:新舟60)」。

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2011年5月7日、インドネシア交通省の報道官によると、同国メルパティ航空の小型機が西パプア州沖の海域で墜落した。同機には27人が搭乗していたが、生存は絶望視されている。9日付で人民網が伝えた。

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墜落したのはメルパティ航空が所有する中国製の新型ターボプロップ旅客機「MA60(中国名:新舟60)」。中国陝西省西安市に本拠地を構える西安飛機工業公司が開発、製造した。同機は近年、中国国内を始め、アジアやアフリカなどの航空会社にも納められてきたが、重大な事故が起きたのは今回が初めて。業界関係者は今回の事故で中国製航空機の販売に短期的な影響が出る可能性はあるが、インドネシアは航空機事故が多いため、1度だけの事故で致命的な影響には至らないとの見方を示している。

事故の原因は現在調査中。同機は着陸しようとしていたが、滑走路まであと500メートルの地点で海に墜落した。日本人および中国人が搭乗していたとの情報はない。(翻訳・編集/NN)

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