<レコチャ広場>私は言いたい!私が払った税金で空母を造るな=むしろ軍縮を―中国

Record China    2011年5月6日(金) 9時41分

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3月24日、経済学者の茅于軾氏はブログで記事「私が払った税金で空母を造るな」を発表した。新兵器開発は緊張と軍拡競争を生むだけと主張。軍縮こそ世界の尊敬を勝ち取る道だと説いている。写真は地方税を納める北京市民。

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2011年3月24日、経済学者の茅于軾(マオ・ユーシー)氏はブログで記事「私が払った税金で空母を造るな」を発表した。以下はその内容。

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私たち納税者には、税金の用途を知る権利がある。そして、どのような用途に使われることを望んでいるか、あるいは何を望まないのかを表明する権利を持つ。そういうわけで、私は空母建造を望まない理由を表明したい。

通常、空母を造れば国防力が大きく向上すると言われている。しかし、中国に対抗すべく他国も空母を造ってしまえば、優位性は生じない。そして軍拡競争の果てに浪費だけが残る。

今年3月、台湾の馬英九(マー・インジウ)総統は、「中国本土と軍拡競争するつもりはない」と発言した。これはきわめて重要な発言だろう。思うに中国は豊かになったが、その金で軍備を拡張したとしても、世界の尊敬を得ることはない。単に世界を緊迫化させるだけだ。

逆に今、軍縮に踏み切れば、真の意味での人類への貢献となり、世界における地位は高まるだろう。米国のオバマ大統領は新たな思想を持ったリーダー。米中が手を携え、軍縮で協力する絶好のチャンスだ。この機会を逃してはならない。(翻訳・編集/KT)

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