中国、ミャンマーと直通高速鉄道建設に合意=両国関係、さらに緊密に─北米華字メディア

Record China    2011年5月2日(月) 15時3分

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29日、中国、ミャンマー両政府は2国間の直通高速鉄道を建設する覚書に署名した。3年後の完成を目指す。写真は中国・ミャンマーの国境。

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2011年4月29日、中国、ミャンマー両政府は2国間の直通高速鉄道を建設する覚書に署名した。それによると、同鉄道は中国雲南省とミャンマー西部のチャウピューを結ぶ総延長1215キロ。工事は5段階で行われ、3年後の完成を目指す。合わせて、鉄道と並行する高速道路を建設する予定だ。北米華字ニュースサイト・多維ニュースが伝えた。

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一方、中国は現在、ミャンマーとの間に石油・ガスパイプライン(総延長1100キロ)の建設も進めている。雲南省昆明とベンガル湾周辺の原油・天然ガス生産拠点を結ぶもので、2年以内に完成予定。投資額は25億米ドル。完成後には原油年間1200万トン、天然ガス同120億立方メートルの輸送が可能になる。これまでマラッカ海峡経由だった原油・天然ガス輸入をミャンマー経由にすることで、同海峡上での軍事衝突や突発事故などによる輸送中断を回避する狙いがある。

中国は現在、ミャンマーでインフラ分野での投資を積極的に進めている。投資額は昨年11月から今年1月までの3カ月間だけで30数億米ドル。1988年以降の投資総額は96億米ドルで、過去7年間最大の投資国だったタイ(95億6000万米ドル)を上回った。中国政府は昆明を自由貿易拠点に位置付け、ミャンマー政府と道路、通信、エネルギー、港湾分野での共同開発に力を入れる考えだ。(翻訳・編集/AA)

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