2011年4月21日、アフリカのチャド共和国は、中国からの資金援助によって国際空港を建設すると発表した。4年以内の完成を目指し、年間100万人の利用客を見込んでいる。AFP通信の報道をもとに中国経済網が伝えた。

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チャド共和国政府によると、空港建設に向け、中国中工国際工程股フェン有限公司と10億ドル相当の契約を締結した。現在の国際空港は市中心地に近すぎてこれ以上拡張できないため、新空港の建設によって急増する航空需要に対応する。

同国インフラ省のAdoum Younousmi大臣は「中国政府から空港建設のため融資を受ける」と表明しており、具体的な交渉は今月28日から始まる予定となっている。

新空港は首都ンジャメナから約40kmの位置に建設される。中国は空港とンジャメナを結ぶ道路の建設にも携わる計画だという。（翻訳・編集/HA）