東日本大震災から約1カ月。18日現在、死者、行方不明者は2万8000人近くにのぼる。避難所では13万人以上がいまだ落ち着かない生活を送っている。被災地の震災前後を航空写真で比べると建物はあらかた消え、地形さえ変わってしまっている。そのあまりの変貌ぶりが、震災の被害の深刻さを物語る。

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震災直後より、中国はじめ各国から多くの支援や救援物資が届けられ、民間でも多くの市民が募金活動を行うなど、支援の輪が広がった。各地からの支援を受け、被災地は少しずつ復興へ向けて動き出している。

しかし現在、中国を含めた海外メディアの報道は福島原発と放射能問題に集中しており、ようやく立ち上がり始めた被災地の状況や人々の姿が伝わることは少ない。

そこで、被災地復興への長い道のりを前に進み出した日本の姿に注目してもらおうと、レコードチャイナとレコードジャパンは共同で「わたしの故郷 写真展」を主催することとなった。一時的な展示としてではなく、長期に渡って日本の姿を紹介していく。

この写真展では、皆さんの故郷・日本の復興に願いを込めて、「故郷」をテーマにしたあらゆる写真を日本全国から広く一般募集する。特に、震災被害でふるさとを失ってしまった方には、心の中から決して消すことのできない懐かしい景色をご応募いただきたい。

カメラの種類や写真のサイズ、撮影時期は問わず、自分の故郷に関する写真ならどんなものでも応募可能。ご応募の際は写真1枚に、写真の紹介とそこでの思い出を一言添えてrecordchina＠gmail．comまで。

写真の展示場所はレコードチャイナ・レコードジャパン共同特設ページにて。日本語、中国語の2か国語で表示される。応募期間、展示期限は無く、中国から被災地復興を応援する長期的なプロジェクトとして運営していく予定だ。（構成/SU）

●Record Japan

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URL：http：//www．recordjapan．net/