2011年4月11日、上海ディズニーランドの入園料が東京ディズニーランドより安い300元（約3900円）前後になるとの予測を地元の名門、復旦大学の教授が示した。経済参考報が伝えた。

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上海ディズニーランドは8日に着工したばかり。入園料については、米ウォルト・ディズニーの中国側提携先である上海申迪集団によると、開園1〜2年前にその時の消費水準を考慮して決定するとしているが、復旦大学観光学部の夏林根（シア・リンゲン）教授は「東京ディズニーランドより低く設定されるはず。香港ディズニーランドと同等になる可能性が高い」との見方を示した。

香港ディズニーランドの「1デーパスポート」（大人1人）の料金は350香港ドル（約3800円）で、東京ディズニーランドは5800円。夏教授は、中国国内でも入園料が200元（約2600円）を超える観光地が少なくないことから、上海ディズニーランドの入園料は300元（約3900円）程度になると予測した。

また、上海ディズニーの来園者数について、東京と香港の好調ぶりから、業界では毎年延べ1000万人に達するとみられている。主なターゲットは上海から3時間圏内に住む約3億3000万人。香港の昨年の来園者は延べ523万人、東京も昨年8月に累計5億人を達成した。上海申迪集団によると、上海ディズニーの初年度の目標は延べ730万人。（翻訳・編集/NN）