炭鉱事故被害防止の切り札となるか、新型避難施設の滞在実験に成功―中国

Record China    2011年4月12日(火) 21時14分

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10日、山西省の炭鉱で実施されていた避難施設の有人実験が成功した。作業員、救援隊員、研究者ら80人が避難施設で48時間を過ごした。写真は山東省の炭鉱。

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2011年4月10日、山西省の炭鉱で実施されていた避難施設の有人実験が成功した。作業員、救援隊員、研究者ら80人が避難施設で48時間を過ごした。11日、新華網が伝えた。

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今回の試験に用いられた避難施設は2010年5月に完成したもの。80〜100人を収用する能力があり、密閉された施設内部には酸素供給装置があり、毒ガスなどの侵入を防ぐことができる。また、地上との連絡機器、空気や食料を送るためのボーリング孔なども用意されている。

同施設を開発した[シ路]安集団の劉仁生(リウ・レンション)副社長は「労働者の命を守れるならば、さらに多額の資金を投じても惜しくはない」と話し、滞在実験の成功を受け、今後はさらに多くの炭鉱に施設を広めていきたいとしている。(翻訳・編集/KT)

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