在日華人、非常時も平常心を保とう―日本華字紙

Record China    2011年4月7日(木) 17時34分

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4日、福島原発事故による放射能漏れに必要以上におびえる在日華人に対し、「流言飛語に惑わされずに平常心を保とう」と日本華字紙が呼びかけ。写真は2011年3月18日、日本からの帰国者でごった返した中国遼寧省の瀋陽桃仙国際空港。

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2011年4月4日、日本華字紙・日本新華僑報(電子版)は「非常時にも在日華人は平常心を保とう」と呼びかける記事を掲載した。以下はその要約。

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同紙記者が在日華人の女性から電話で相談を受けた。東京で暮らす彼女は、東日本大震災発生翌日に高額の航空券を購入し上海へ戻ったが、「もう大丈夫だろう」と考え、3月22日に再び来日した。だが、福島原発事故の放射能漏れが怖くて夜も眠れないという。「現在、このようにおびえている在日華人は多いはず」と記者。その原因について、記者は放射能についての知識不足・情報不足・日本政府や日本の科学者に対する不信感、の三つをあげている。

日本のメディアの報道は客観的であるし、日本政府の対応も遅いとはいえ大事な情報は公表している。しかも、放射能漏れは日本だけでなく世界の大問題だ。IAEA(国際原子力機関)も全面的に協力している。世界は日本を見捨てないし、日本政府は国民を見放したりしないということを在日華人はもっと信じるべきだ。重要なことは、我々各個人が平常心を持って状況を把握し、冷静で客観的な判断を下すこと。さらに科学を信じ、デマや流言飛語に惑わされないようにすることだ、と同記者は主張している。(翻訳・編集/本郷)

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