2011年4月3日、中国駐日本大使館によると、中国が無償提供したガソリン・重油2万トンの引渡しが完了した。4日付で中国のポータルサイトsina．comが伝えた。

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1日午後6時、中国政府による日本に対する無償援助のガソリン1万トンと重油1万トンを積んだ「盛池号」が、広島に到着。2日午前10時に積載したガソリンの荷卸が始まり、同午後10時に引渡しが完了、盛池号は3日明け方に愛媛県今治市に移動、そこで重油1万トンを卸した。

2日、中国大使館の呂克倹公使と外務省アジア大洋州局・日中経済室の古谷徳郎室長が広島県の江田島石油埠頭で同船を出迎え、簡略な引渡し式を行った。呂公使は日中のメディアに対して、中国政府は日本への支援を続けると表明し、古谷室長は中国による救援隊の派遣、救援物資の提供、ガソリン・重油2万トンの無償援助に対して謝辞を述べた。（翻訳・編集/津野尾）