<中華経済>中古車の専門人材が1万人不足、きちんと査定できず―中国

Record China    2011年4月1日(金) 6時4分

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29日、中国自動車流通協会の羅磊副秘書長はこのほど、「中古車市場が発展期に突入した」との見方を示した。

2011年3月29日、中国自動車流通協会の羅磊副秘書長はこのほど、「中古車市場が発展期に突入した」との見方を示した。しかし、中古車の査定や流通に関する知識を持った人材が、北京市だけで1万人以上不足しているという。中国の各メディアが伝えた。

同協会などの試算では、2015年の中古車市場の規模は1000万台を突破し、2020年には買換え需要で2230万台が取引される見込みだ。北京市内のある販売店の担当者は「今までは初めて車を買う人ばかりだったが、最近は買い替えが6割程度まで増えている」とし、中古車市場の相場を熟知して、きちんと査定できる人材が圧倒的に足りないと語る。

羅副秘書長は、北京では新車の購入制限政策で販売員が過剰気味である一方、中古車を扱える人材は1万人以上不足していると述べ、買換え需要が高まっているため専門人材の育成が急務だと訴えた。全国的には15万人もの人材が不足していることから、自動車業界の新たなボトルネックになると懸念が高まっている。(翻訳・編集/JX)

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