2011年3月23日、中国石油大手ペトロチャイナ(中国石油天然気)大連石化公司の発表で、東北関東大震災により甚大な被害が出ている日本への緊急援助として、ガソリンと重油合わせて2万トンの生産が完了し、タンカーへの積載を待っている状態であることが分かった。中国新聞社の報道。

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日本政府からの要請により、中国政府はガソリン1万トン、重油1万トンの緊急無償援助を行うことを決定し、その生産はペトロチャイナに依頼していた。実際の生産は同社の子会社・大連石化公司が担当した。

大連石化公司広報部の責任者によれば、日本への無償援助として生産されたのは、レギュラーガソリン1万トンと重油1万トンで、すべてユーロ4基準を満たしている。日本向けの生産を優先して行ったが、国内向け備蓄・供給に影響はないという。（翻訳・編集/岡田）