iPad 2、東日本大震災で部品供給に影響も―調査会社

Record China    2011年3月19日(土) 11時41分

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17日、調査会社IHSアイサプライは、東日本大震災によって、アップルが米国で発売したばかりのタブレット型コンピューター「iPad 2」の部品供給に影響が出る可能性を指摘した。写真は北京のアップルストア。

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2011年3月17日、調査会社IHSアイサプライは、東日本大震災によって、アップル米国で発売したばかりのタブレット型コンピューター「iPad 2」の部品供給に影響が出る可能性を指摘した。18日付で新浪科技が伝えた。

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アイサプライによると、iPad 2の部品のうち日本で生産されているものはフラッシュメモリー、DRAM、電子コンパス、タッチスクリーン用のカバーガラス、システムバッテリーの5品目。

このうち、フラッシュメモリーは東芝、DRAMはエルピーダメモリが生産している。アイサプライは、この2品目については代替メーカーを探すことは難しくないだろうとしている。

電子コンパスについては、製造元のAKMセミコンダクタの生産ラインは今回の地震で被害を受けていないものの、流通が滞る恐れがあるとし、他メーカーからの部品調達も可能だが、iPad 2システムの他の部品とのマッチングの問題などもあり、代替は難しいと指摘した。

代替が最も難しい部品はタッチスクリーン用カバーガラスとシステムバッテリーだという。タッチスクリーン用カバーガラスは旭硝子の生産とみられるが、同社の一部の工場は今回の地震で甚大な被害を被っている。また、システムバッテリーはアップルジャパンからの供給だが、流通面の混乱から確保が困難になる可能性が指摘されている。(翻訳・編集/HA)

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