中国の海の埋め立て地拡大の傾向 環境問題も深刻化

Record China    2007年1月12日(金) 15時50分

拡大

1949年から1999年までの間に、中国では計1万2000平方キロメートルの海の埋め立てが行われたという。近年年間300平方キロメートルを越えていた湾岸部の埋め立て面積は、今年さらに拡大される模様だ。

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2007年1月11日、国家海洋局の海域管理司の阿東(アードン)副司長が北京市で記者会見を行い、中国では1949年から1999年までの間に、計1万2000平方キロメートルの埋め立て地が湾岸部に作られたと述べた。2000年以降、中国の海の埋め立て地の面積は年間300平方キロメートルを超えているという。2007年から、この面積はさらに拡大される見込みだ。

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阿副司長は、最近の中国の海の埋め立てについて、作業速度が速く面積が大きく、広い地域で行われるという特徴があるとする。これによって巨大な経済利益が生まれると同時に、海岸の生態系や自然環境の破壊が著しくなり、重要な漁業資源、自然資源の破壊などの問題が深刻化しているという。

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