2011年2月26日、上海市人民代表大会は「上海市養犬管理条例」を決議した。5月15日の施行後、ペットの犬は1世帯あたり1頭に制限される。28日、シンガポール華字紙・聯合早報が伝えた。

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「上海市養犬管理条例」は都市住民が犬を飼う場合、より多くの責任を求める。狂犬病ワクチン接種、証明書の取得、ICチップの埋め込みなどが義務づけられ、飼育可能な頭数は1世帯あたり1頭までと制限された。なお条例施行前に2頭以上飼っている場合にはそのまま飼い続けることが認められる。

現在、上海市に登記されているペット犬は15万頭前後。一方で登録なしの犬は60万頭を超えるとみられている。一説には無登録犬の数は数百万頭になるとも伝えられる。その理由は登録費の高さ。1頭あたり年2000元（約2万5000円）が必要となる。

新条例では登録費も見直される予定。正式決定ではないが、300〜500元（約3750〜6250円）にまで下げられる。不妊手術を実施した場合、さらに半額になるという。（翻訳・編集/KT）