世界各国が高速鉄道時代に突入!中国高速鉄道に海外進出のチャンス到来―中国メディア

Record China    2011年2月28日(月) 7時7分

拡大

24日、世界各国の高速鉄道ブームにより、中国の高速鉄道関連企業は海外進出の大きなチャンスを迎えている。写真は中国の高速鉄道。

(1 / 4 枚)

2011年2月24日、世界各国の高速鉄道ブームにより、中国の高速鉄道関連企業は海外進出の大きなチャンスを迎えている。世界で24年までに1万9000kmの高速鉄道が新たに整備されると推計されている。中国新聞社が伝えた。

その他の写真

08年8月に北京―天津間の高速鉄道が開通して以来、中国の高速鉄道は世界最大の営業距離数と世界最高速度を誇る。海外への進出に関しても、10年末までにすでにタイ、ラオス、アルゼンチン、コロンビア、ブルガリア、モンテネグロ、スロベニア、トルコなどと提携を結んでいる。

中でも、タイ、ラオスなど中国と国境を接している国々とは、国境を超えた高速鉄道ネットワーク「汎アジア鉄道網」の建設について合意しているという。そのうちラオスの首都ビエンチャンと中国を結ぶ高速鉄道については、総延長距離421kmの建設が計画されており、総投資額70億ドルについて中国側が70%、ラオス側が残り30%を負担する。今年4月25日に着工し、15年に営業を開始する見込みだ。

中国の高速鉄道は新興国市場だけでなく、欧米市場への進出についても積極的。胡錦濤国家主席が1月に訪米した際、中国鉄道部とゼネラル・エレクトリック(GE)が高速鉄道に関する覚書を交わした。GEは今後この覚書に基づき、中国の国営鉄道車両会社・中国南方機車車両工業集団公司(中国南車)と合弁会社を設立、米国での高速鉄道建設を進めていくことになるとみられる。(翻訳・編集/HA)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携