5年で空港45カ所を新設へ―中国

Record China    2011年2月27日(日) 9時53分

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24日、中国が2015年までに空港を新たに45カ所建設する計画であることが分かった。写真は長春龍嘉国際空港。

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2011年2月24日、中国民用航空局の李家祥(リー・ジアシアン)局長は、第12次5カ年計画(2011〜2015年)期間中に1兆5000億元(約18兆7500億円)を投資し、空港を新たに45カ所建設する計画であることを明らかにした。25日付で華西都市報が伝えた。

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投資額は第11次5カ年計画(2006〜2010年)期間中の総投資額1兆元(約12兆5000億円)の50%増。2015年までに、空港数は現在の175カ所から45カ所増の220カ所、航空機は2600機から1900機増の4500機、旅客数は4億5000万人となる見込み。

中国には現在、航空会社が43社あり、うち民間航空会社は8社。空港は175カ所で、全国の人口の76%、県レベル(=市の下のレベル)の行政単位の70%の地域をカバーし、経済総量では91%を占めるまでに至っている。

2010年の民間航空業界の利益は437億元(約5462億円)で、そのうち航空会社の占める利益は世界の航空会社の利益総額の約60%に当たる351億元(約4387億円)となっている。しかし一方で、中西部地区を中心に全体の7割以上にあたる130カ所の空港が赤字状態で、2010年の赤字額は合計で16億8000万元(約210億円)に達している。(翻訳・編集/HA)

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