2010年9月に尖閣諸島沖で発生した中国漁船衝突事件以来、冷え込んでいる日中関係の早期修復を図るため、日本政府は菅直人首相の中国訪問を検討しており、今春にも実現を目指すとされている。実現すれば、菅首相の訪中は就任後初。胡錦濤（こ・きんとう）中国国家主席との首脳会談に漕ぎつければ、改めて双方の戦略的互恵関係を確認すると見られる。レコードチャイナ編集部では、菅首相訪中実現の是非についてアンケートを実施した。

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以下4つの質問を投げかけ、2011年1月11日〜2月19日の期間に832人の回答を得た。集計結果は以下の通り。

■菅首相の訪中に期待しますか？

はい―20．1％

いいえ―69．7％

どちらとも言えない―10．2％

■訪中時期はいつになると思いますか？

11年上半期―17．0％

11年下半期―17．2％

12年以降―6．5％

実現しない―59．3％

■訪中で期待することは？

日中関係修復―27．5％

領土問題の歩み寄り―18．1％

防衛対話―12．6％

経済関係強化―14．9％

政治的信頼関係の構築―26．8％

■中国首脳の訪日に期待しますか？

はい―27．4％

いいえ―60．3％

どちらとも言えない―12．3％

◆レコチャのアンケートとは：08年から実施。中国に関連した時事的なテーマについてインターネットのレコードチャイナのサイト上で投票を受け付けている。実施ペースおよび投票期間は不定。特定の回答者による不正回答を防ぎできるだけ公正な結果を導くため、有効回答は1人1回までに制限。11年2月現在、「日本情報を中国に発信すべきか？」について投票を受け付け中。（Record China）