2010年の離婚件数196万組に、1日平均5300組が離婚―中国

Record China    2011年2月8日(火) 11時10分

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7日、中国民政部規画財務局の統計によると、2010年、全国で196万1000組の夫婦が離婚手続きを行ったという。写真は中国の離婚申請窓口。

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2011年2月7日、旧正月の大型連休も6日目を迎えた中国だが、連休明けには毎年、全国で多くの夫婦が離婚届けを提出する運びとなる。中国民政部規画財務局の統計によると、2010年、全国で196万1000組の夫婦が離婚手続きを行ったという。広州日報の報道。

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昨年第4四半期に120万5000組の離婚申請が受理されたことで、年間総件数が196万1000件に達した。1日5300組が離婚している計算になる。離婚件数は過去5年間、年平均7.65%で増加傾向にある。離婚が最も多いのは四川省で16万9294組だった。次いで江蘇省の12万947組、山東省の11万6386組と続いた。全国で最も離婚件数が少なかったのはチベットで459組。

四川省社会科学院社会学研究所によると、同省で離婚が多い原因は、もともと人口が多いという点に加え、“移民文化”が最も深く根付いた土地柄からだという。つまり、省外に出稼ぎに行く人口が多いため、夫婦や家族が離れて暮らすケースが多いということになる。統計では年間1000万人の若者が出稼ぎに出るが、それが既婚者の場合、老親や子供の世話をするために妻が故郷に残り、別居婚というかたちになる。これが夫婦の溝を広める原因となっているという。(翻訳・編集/愛玉)

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