Record China 2011年2月5日(土) 8時3分
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1月31日、日本のメイドカフェの体験記が中国メディアに掲載された。写真は四川省成都のメイドカフェ。日本語で「ご主人様」と呼んでくれる。
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2011年1月31日、中国共産党機関紙・人民日報系の国際情報紙「環球時報」(電子版)に、日本のメイドカフェの体験記が掲載された。以下はその内容。
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オタクの聖地・秋葉原に数多く集まるメイドカフェは、日本の「萌え文化」を代表するスポットだ。秋葉原の街を歩いていると、客引きをするメイドさんに会うことができる。不思議な衣装を着ているが、あれは彼女たちの制服だ。
店は古い雑居ビルの一角にあることが多い。店にたどり着くには薄暗い通路を通っていくか、狭いエレベーターに乗らなければならず、一瞬、違法営業の怪しい店かと勘違いする人がいるかもしれない。
だが、店のドアを開け、可愛らしい声で「お帰りなさい、ご主人様!」と迎えられた瞬間、そんな不安は一瞬にして吹き飛んでしまうだろう。「ご主人様」と呼ばれることに抵抗を感じる人がいるかもしれないが、これこそがメイドカフェのコンセプトなのだ。
席に座ったら、萌えワールドをさらに堪能するため早速注文だ。カフェとはいうものの、コーヒーだけでなく軽食やスイーツも出してくれる。メニューにはきちんと値段が書いてあるのでぼったくられる心配もない。ただし、普通の店より若干高めに設定されているようだ。
メイドさんが注文した料理を運んできた。ただ運ぶのではなく、何やらたくさん「萌え」な単語を発しているようだ。後ろのメイドさんたちもハイテンションで拍手しながら何か言っている。ここで注意事項を1点。これは日本独特の決まりのようだが、メイドカフェでは「お触り」は厳禁だ。風俗店と勘違いしている人もいるようなので気を付けてほしい。
そして、いよいよ「儀式」の始まりだ。メイドさんが両手を胸の前に持ってきてハートの形を作り、「萌え萌えキューン!」と叫ぶ。料理が美味しくなるための呪文らしい。「萌え萌えキューン」をしてから一口食べ、そしてまた「萌え萌えキューン」―。これが延々と続くのだが、メイドさんは終始笑顔を絶やさなかった。
本場のメイドカフェはかなり「萌え」であることは確かだが、あまり食べた気はしなかった…。(翻訳・編集/NN)
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