Record China 2011年1月30日(日) 22時1分
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29日、米国市場での大不振にもかかわらず、トヨタが2年連続で販売台数世界一に輝いたのは、中国市場の攻略が主因、と中国経済紙が報じた。写真は天津市の「一汽トヨタ」の生産ライン。
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2011年1月29日、中国経営報によると、このほどトヨタやGMなど世界の自動車メーカーが相次いで2010年の販売台数を発表したが、トヨタは前年比8%増の約842万台を記録、約839万台のGMを退けて2年連続で販売台数世界一に輝いた。
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記事によると、トヨタの「勝利」までの道のりは、極めて厳しいものだった。金融危機からの景気回復基調にある米国で、他社が軒並み売り上げを伸ばすなか、トヨタだけが販売台数減少に甘んじた。中国を中心としたアジア市場での成績が、トヨタの逆転劇を決定づけた。
トヨタの中国市場における販売台数は前年比19%増の約84万6000台、当初目標の80万台をクリアしている。そのうち現地合弁メーカーの「一汽トヨタ」が前年比16%増の51万台、「広州トヨタ」が同35%増の27万台を売り上げた。車種別では、カムリが16万台、ハイランダーが8万台、ヤリス(日本名:ヴィッツ)が2万7000台。
広州トヨタは04年の設立以来、平均を20%以上も上回る年60%の成長率を維持しているという。高級都市型SUV・ハイランダーと、豪華さを追及したセダン・カムリの成功が大きい。(翻訳・編集/津野尾)
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