2011年1月24日、春節（旧正月）を前に中国初の「相乗り仲間」を探すサイトがオープンし、大きな反響を呼んでいる。登録者数はすでに10万人を超えているという。北京晨報が伝えた。

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春節に相乗りで帰省する仲間を募る民間サイト「春節回家（＝家に帰る）互助連盟」。ここで相乗り仲間を募集している人は、もともとマイカーでの帰省を計画していたが「シートに空きがあるのでついでに誰かを」という人と、列車や飛行機での帰省チケットが売り切れで入手できなかった人の2種類。いずれにしろ、1台に複数人が同乗し、ガソリン代を分ける方が経済的だ。

だが、サイトでの出会いには危険要素も多く、交通事故など万が一の可能性もある。これについて、サイトの主催者側は「出発前に身分証明書を確認し、契約書を交わした方が良い。契約書には費用の問題や出発、到着地点などをしっかりと明記すること」と注意を呼び掛けている。

2月3日の旧正月をはさんで今月19日から翌月27日までの40日間、公共交通機関は帰省ラッシュの特別運行を実施。のべ28億人による“民族大移動”が展開される見通しとなっている。（翻訳・編集/NN）